相続のトラブル事例

相続のトラブル事例

ここでは相続の際に、トラブルとなってしまった事例をご紹介いたします。
事例の中には「明日は我が身」と考えさせられるものがあるかも知れません。
「自分は大丈夫!!」なんて他人事のように考えていると思わぬトラブルに発展してしまう可能性があります。
まずは、知ること、考えることから始めて頂きたいと考えます。

事例その1

兄弟同士で、なかなか話がつかない

兄弟で折り合いが付かない お父様が、すでに亡くなっており、今回お母様が亡くなったのですが、遺産分割がうまく進みませんでした。
弟の言い分は、お父様が亡くなった時には、
「兄の言うとおりに何も口出しせず、財産も貰わず、相続の遺産分割協議書に押印した!」
「だから、母親の残した財産に関しては法定相続分をもらいたい!」
とのことですが、お母様は
「弟は、私が今までいろいろと面倒を見てきたから、残した財産は、兄の財産と考えて」
というメモ書き程度の指示をしていました。
結論としては、最も利用価値の高い土地を弟が相続し、自宅およびその近隣の利用価値の低い土地を兄が相続することになりました。
生前支援センターにご相談いただいていたら...
まず、遺言書を公証役場で作成し、そのご財産の評価をして、全体の財産を、兄弟で分割するための方法を検討(保険の活用、生前贈与の提案など)が、出来たように思われます。

この事例は典型的な「争族」の一例です。
自分の生前は仲が良かった家族。お正月やお盆には家族が集まり新年を祝い、あるいは先祖を供養するといったこともあったかもしれません。
しかし、それが遺産分割について話し合う中で家族の絆に亀裂が入り、家族がバラバラになってしまう。
そんなことがあっては寂しいですよね。自分の死後も家族が幸せに暮らせることを考えることも重要です。そのために行うのが、争族対策です。
相続人間の争族防止のための対策として、もっとも効果的なものは『遺言書』の作成です。
『遺言書』の作成により、自分の意思を伝え、自分の財産を引き継いでほしい人に残すことができるのです。

事例その2

叔父、叔母との遺産分割協議

叔父、叔母との遺産分割協議の家族構成 お父様がと祖父が、すでに亡くなっており、相続人である祖母と一緒に祖母名義の住まい(土地・家屋)で暮らすお子さん達の相続事例です。
このような状況で、祖母が亡くなられ相続が発生しました。お父さんは長男で、弟と妹の二人の兄弟がいます。
相続人は、お子さんとお父様の兄弟となります。お子さんは長男であるお父様の相続権を継承しているため叔父さんと叔母さんと遺産分割協議を行うことになりました。
相続権という立場では、お子さんも叔父さん、叔母さんも対等な立場なのですが、遺産分割協議という話し合いで対等な立場で話が出来ないことは言うまでもありません。
結果、十分な分与もなく、親戚関係も疎遠になってしまいました。

この事例においても「争族」に至ってしまいました。
『遺言書』が作成されていれば、お子様に辛く悲しい思いをさせなくて済んだことでしょう。

事例その3

物納用に残しておいた土地だったのに...

物納を目論んでいたが失敗した例 「物納」とは、現金の代わりに物品で納税を済ませることを言います。「物納」の多くは不動産などの土地でなされることが一般的です。
この事例は「物納」を目論んでいて「物納」できなかった事例です。

相続が発生したら、土地で相続税を物納しようと考え、その土地は何もせずに全くの放置でした。
相続税対策はこれでできているつもりだったのです。
しかし、実際に相続が発生し、相続税納税用に用意していた土地を物納しようとしたところ、隣地との境界がハッキリしておらず、境界が明確でないと物納できないとの判断が下りました。
そこで、急いで測量をし、境界を確定させようとしましたが隣地の境界の位置について地権者と合意が得られず、境界が確定できないまま申告期限が来てしまったのです。
結果、現金で納税することになってしまいました。

土地による「物納」は多くの条件をクリアしていなければなりません。今回の事例はその中の一つの条件に引っかかったに過ぎません。境界がはっきりしたところで「物納」を認められるわけではないのです。
また、「物納」しようと考えていても相続人の年収等から物納ではなく、延納(分割払い)しか認められないこともあります。
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